【海釣り】初心者の為の海釣りの始め方

海釣り

【海釣り】始め方と その流れ

  1. 釣りたい魚を決める
  2. 釣り場を決める
  3. 道具を揃える
  4. 釣り道具の基本的な使い方を覚える
  5. 釣りのマナーを覚える
  6. 釣りに行く
  7. 釣りから帰ったら道具の清掃

流れとしてはだいたいこんな感じです。

釣りたい魚を決める

「季節」「地域」「釣り場」等で釣れる魚が変わります。

釣りにおすすめの季節は「春」と「秋」です。

理由は
・釣れる魚種が多くなる時期(主に「秋」)
・気候(気温)が穏やかで釣りがしやすい

それゆえ、釣り場に人は多くなる時期でもあります。

とにかく 海に行って何か釣りたい方にオススメなのは
・ちょい投げ釣り(春~初冬)
・サビキ釣り(初夏~秋)
・ブラクリ釣り(春~初冬)

釣る魚を決める方法

・釣りに詳しい知り合いに聞く
➡なかなか知り合いで釣りをしている方は見つからないかもしれません。
もし、釣りをしている知り合いがいれば「今 釣れる魚」「必要な道具」「釣る場所」「釣り方」等を教えてもらえるチャンスです。教えてもらったら、しっかりお礼をしましょう。

・釣具店に行って今は何の魚が釣れているか聞く
➡この方法が一番オススメです。
<理由>
・その地域に根差した釣りを知っている
・釣果情報が集まりやすい
・「今 釣れている魚」「場所」を知っている
・オススメの道具も選んでくれる

・インターネットで調べる
➡「〇〇県 釣果」のように’’地域名と釣果’’で 検索すると、だいたいその地域に関連した釣果が探せます。

他に「〇〇海釣り公園 釣果」でも今釣れている魚を調べる参考になります。

釣具店によっては積極的に釣果情報を発信されているところもありますよ。

船釣りでの釣果なのか、釣堀の釣果なのか、陸(堤防など)から釣った釣果なのかはしっかり確認するようにしましょう。

船で釣れているからと言ってその魚が陸から釣れるわけではありませんので注意。

※インターネットでは古い情報のページが紛れていて、今では釣り禁止場所になっていたり、SNSでは、知ってか知らずか、釣り禁止場所で釣りをして投稿されている場合があるので参考にする場合は注意が必要です。

釣りたい魚が決められない場合

オススメの釣りは

・ちょい投げ釣り
主なシーズンは、春~初冬
季節や場所にもよりますが、様々な種類の魚が狙える釣り方です。
カサゴ、メバル、キス、カレイ、コチ、ベラ、ハゼ 等

・サビキ釣り
主なシーズンは、初夏~秋
なじみのある魚が釣れる方法です。
アジ、サバ、イワシ 等

・ブラクリ釣り
主なシーズンは、春~初冬
簡単な仕掛けで扱いやすい。
カサゴ、メバル、アイナメ、ソイ 等

釣り場を決める

海の釣り場は主に
陸からの釣り(堤防、防波堤、浜、海釣り公園など)
船からの釣り(渡船でカセ、筏や沖堤防もあり)
・釣堀での釣り(陸、沖にある場合もあり)
に分かれます。

「釣り道具」より先に「場所」を先に選んだ方が良い。

理由は、釣りをする場所や釣り方によって使用する道具や仕掛け が変わる場合があるからです。

同じ魚を釣る場合でも、エサ釣りなのか、ルアー釣りなのか。
陸から釣るか、船から釣るかでも道具や仕掛けが変わります。

なので、大まかにでも 先に「釣る場所」を決めておいた方が良いです。

初心者の方にお勧めなのは「海釣り公園」です。

理由は
・トイレがある
・駐車場がある
・足場が良い
・売店や休憩所が併設されている所もある

等、釣りがしやすいように整備されているからです。

※海釣り公園は有料の所がほとんどです。
釣りシーズンは人が多いです。

どこに釣りに行ったら良いか分からない場合の釣り場の探し方

・釣具屋で聞いてみる
・インターネットで釣り場を検索する
・釣り場の載っている本や雑誌を買う
・釣り好きの人に聞いてみる

道具を揃える

釣り道具の揃え方

釣り道具を扱っている所
・釣具店
・ネットショップ

取扱数は少ないですが釣具の取扱がある所
・ダイソー
・セリア
・リサイクルショップ(中古釣具)
・ごく一部のホームセンター等
※取り扱いの無い店舗もあるかもしれません
※釣り道具一式を揃える事は出来ませんのでご注意

🔰初心者の方は「釣具店」で買う事をオススメします!

オススメする理由は
・その場で店員さんに相談できる
・一通り必要な釣具を揃える事が出来る

※店によっては、忙しかったり店員が少なかったりするので充分に接客してもらえない場合があります。可能であれば、平日の昼過ぎなどの比較的空いていそうな時間帯に店に行きましょう。

釣具の選び方

「釣る魚」や「釣りの方法」、「釣りをする場所」等で道具が変わります。

このページでは何釣り用の道具とは限定していません。

🔰初心者の方が道具(竿とリール)を選ぶ目安

●続けるか分からないが、とりあえず釣りをやってみたい方
➡セット物の安い物か、エントリーモデルの商品がオススメ。
<理由>
・扱いに慣れていないので壊してしまう可能性が高い
・続けるか分からないのに高い物を買うのはもったいない

●釣りをある程度続ける予定の方
➡エントリーモデル(低価格帯)~ミドルモデル(中価格帯)の物がオススメ。
<理由>
・近年はエントリーモデルでもそれなりに性能が良くなってきている
・エントリー~ミドルクラスの釣り具は比較的コスパが良い

●お金に余裕がある方
➡高級機種を買えば良いと思います。

個人的には、釣りを続けていくうちに自分好みの欲しい釣具が出てくると思うので、その時に自分が欲しいと思った物を買えば良いと思います。

釣りをするだけではなく、欲しかった釣具を買う楽しみや、あれこれ悩みながら釣具を購入して使用するまでの過程も楽しんでもらいたいです。

釣り道具の基本的な使い方を覚える

主に覚える事は

●竿(ロッド)
・竿の「継ぎ方」もしくは「伸ばし方」
・リールの装着方法
・ライン(糸)の通し方

●リール
・スプールに糸を巻く方法
・糸のセット方法
・糸の放出の方法
・ドラグについて

初心者の場合、巻く糸の種類は扱いやすいので「ナイロン糸」をオススメします。

ルアー釣り等では「PEライン」を使用する釣りが主流ですが、ショックリーダーを結ぶのが難しい為、結び方をマスターするまではナイロン糸で良いと思います。

●糸の結び方
・ユニノット
・クリンチノット

まずは、「ユニノット」を覚える事をオススメします。
なぜなら、ライン(糸)をスプールやサルカンに結ぶ時などにも使用できる結び方で汎用性があるからです。

釣りのマナーを覚える

釣りのマナー

・釣り場を汚さない
・ゴミは持って帰る
・迷惑駐車をしない
・騒がない
・先に釣りをしている人の近くで釣りをする際は挨拶と隣で釣りをしても良いかどうか確認をする
・立入禁止場所には入らない
・釣り場にある注意看板を確認しておく
・他の人の迷惑にならないようにする

【重要】気を付ける事

これらが守れないと事故やケガ、最悪の場合は死亡事故につながる恐れがある事柄がありますので十分に注意が必要です。

・天候に注意
釣竿は雷が落ちやすいので注意
波風が強い時は危険なので釣りを中止する

・電線に注意
高圧線の場合は竿を近付けるだけでも感電します

・毒のある魚に注意
見たことが無い魚や何の魚か分からない場合は、素手で触らない、食べてはいけない。

・魚の鋭利な歯、エラ、ヒレ等でケガをしないように注意
できるだけフィッシュグリップ(魚をつかむ道具)を使用しましょう。

・危険生物に注意
場所によっては危険な生物が出没します。
スズメバチ、マムシ、イノシシ、クマ、その他野生生物

・仕掛けやルアーを投げる時に周囲後方の確認
仕掛けをキャストする(投げる)時は、周囲、後方を絶対に確認して下さい。
ハリが引っかかったり、オモリが当たったりして大変危険です。

・ライフジャケットを着用する
命に係わる事なので、必ず着用しましょう。
特に小さなお子様には必ず着用させて、常に目を離さないようにしましょう。

釣りに行く

・前日までに道具の準備を済ませておく
・釣行日の天気を確認しておく
・前日の睡眠は十分にとっておく
・当日出発前は忘れ物が無いかチェック
・釣り場までの道中 気を付ける
おそらくほとんどの方が車での移動だと思います。
慣れない道、長時間の運転、場所によっては野生動物が出ますので特に暗い時間帯はご注意を。
あと、車上狙いにご注意を。
・釣りのマナーを守る

釣りから帰ったら道具の清掃

海釣りで使用した釣り道具は塩気(海水)が付着しているので錆びてしまいます。

なので、釣りから帰ったら なるべく早めに各釣具の表面を水道水で洗い流して下さい。

そして水気を取って、風通しの良い所で陰干しして下さい。

最後に

海釣りに関する、一通りの流れとしてはこんな感じです。

釣りは一生ものの趣味です。

末永く楽しめるように釣り場を大切にして安全に楽しみましょう!

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